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ひーちゃん
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20152/9

【ブログ-銀座】ペリネケアするとしないで全然違う?

理学療法士でペリネケアアドバイザーの大林松乃さんをお招きしました。産前産後のケアは自分のためだけでなく、家族のためでもあります!

2月9日の『戸田さと美のPmamaVoice』

ゲストは 理学療法士、ペリネケアアドバイザーの大林松乃さん。3人の男の子のママである松乃さんは、産前産後を中心とした女性の快適なからだづくりのお手伝いをされています。

 

■現在の活動を始めたきっかけは?

理学療法士として某老人ホームの非常勤で働いている時に出会った84歳のおばあちゃんの相談がきっかけだったという大林さん。子育てが落ち着いたころからずっと尿漏れで悩んでいたというおばあさんが、子育てがひと段落したらやりたいと思っていた旅行や趣味ができずにいて、今もどうにかしたいとコッソリ耳打ちで相談してくれたのだとか。当時はまだ女性のカラダの理学療法(ウィメンズヘルス分野)に詳しくなく、その原因についてピンと来ず、からだの専門家として何かアドバイスしたいと色々調べた結果、どの文献にも出てくるのが“出産による骨盤底筋のダメージにより”や“女性ホルモンの減少により”といった言葉だったと大林さん。すでに出産を経験した自分自身にとっても他人事ではないと思ったそうです。子どもの病院は行っても、自分にまで目が向かない。さらに不調だとしてもどこに相談にいけばいいかわからない……。すぐに結びつかない医療と一般の人の間に、もうひとつしっかりしたものがあればと思い、カラダの専門家として必要な方には医療へつなげていけるような役割になれたらという想いから活動を開始したそうです。

 

■理学療法士やペリネケアアドバイザーとは?

<理学療法士とは>

主に病院やクリニック、介護施設でリハビリテーションを行う国家資格のひとつで動作の専門家。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作能力の改善をサポートする資格。イメージしやすいのは、ドラマのシーンで松葉杖を使って歩く練習をする際、隣で一緒に歩いてサポートしている場面ですねと大林さん。

 

<ペリネケアって?>

ペリネとはフランス語で骨盤底筋群を含めた会陰全体を意味するもの。また、語源は語源:ギリシャ語で「Peri=周辺 Naos=神殿⇒神殿の周辺」という意味があり、命を生み出す神聖な部分という意味があるのだとか。骨盤底筋群を含めた会陰全体を中心にケアする「ペリネケア」は、フランスだと保険でカバーできるくらい、骨盤を整える必要性がきちんと浸透しているのだとか。骨盤底筋群の中には意識的に動かせる部分と、他の筋肉の動きに連動してしか動かせない部分とがあるそうです。そのような部分を姿勢と呼吸を使ってうまく動かして機能的に使えるカラダづくりをアドバイスするのでペリネケアアドバイザーだと大林さん。

 

■具体的な活動は?

子育て中のママさんにカラダの使い方、出産によるからだの変化を伝えて自分でケアしていく方法をアドバイス!本来、理学療法士というのは、本来医師の指示のもとで行うものなので、治療を行っているわけではなく、ライフステージに応じて女性のからだがどのように変化していくのか、自分のカラダの状態を理解してもらい、その時々に応じた正しい身体の使い方をアドバイスするとのこと。トラブルのないカラダづくりをお手伝いするという予防的な視点を持ったコンディショニング事業だそうです。理解を得るために様々な工夫も!特に分かりやすい模型は生徒さんからも大好評だそうです。

 

■産後のいつごろまでするのが効果的ですか?

この質問に少し間をおいて答えられた大林さん。「いつまで、というよりも、本来であればやはり産前に身体をととのえ、産後はすぐに呼吸を整えるところから始めるのがベストです。」とのこと。女性のカラダは神秘的だとよく言われますが、妊娠すると妊娠3ヶ月ごろからリラキシンというホルモンが関節や靭帯緩ませてお腹が大きさに対応したり出産時に胎児が骨盤内を通るのに対応したカラダの準備を始めます。そのホルモンは産後3日目をピークに分泌量が減り関節の緩みが減ってくるそうで、その間に左右非対称な姿勢や骨盤に負荷の多い姿勢をとっているとゆがみとして残ってしまい、長期的なアンバランスを引き起こす可能性があるのだとか。おばあちゃんになったとき、腰がゆがんだりする原因でもあると大林さん。未妊の状態からしっかり備え、知っておいてもらいたいという一方で、よりよく生きるために必要なケアでもあるので、気づいた時から、いつからでも始めて欲しいとのこと。例えば産後すぐ、横になっていなければいけない産褥期には理由があるのだとか。赤ちゃんが出て空間的に余裕ができたところに臓器が重力に従って下がってくると、感覚がにぶっているペリネが支えきれなくなり、すごく負担になる。これは更年期にも共通するんです。女性ホルモンが減少すると、臓器を支えているじん帯が弱り、下がってきたときにペリネが弱っていると、支えられず臓器が出てきてしまうことがあるのだとか。だからこそ、ペリネを正しくケアして、正しいカラダの使い方をマスターすることは、女性にとってはいつまでも快適なカラダを手に入れるために重要とのこと。

 

そう言う大林さんご自身も、ペリネケアの大切さを知ったのが三男を妊娠する直前だったとか。その後、専門的な研修を受けた後の妊婦生活の中で、ペリネを意識した姿勢を心がけたところ、長男次男妊娠中の時の肩や背中の痛みは嘘のように快適な妊婦生活を送ることができたそうです。また、お腹の皮膚のたるみと骨盤の締りが早く、以前だと妊娠前のジーパンが履けるようになるまで5か月以上かかっていたのが、2か月を過ぎたころにはすっかり妊娠前の服が着こなせるようになったのだとか。

 

 

■活動を通じて、大林さんが伝えたいことは? 

まずは自分自身のカラダを知ることが大事ということと大林さん。自分自身のカラダと向き合い体のサインに気づくこと、自分自身の快適な状態を知っておくことがカラダづくりの一歩。最終的には大林さんのサポートからは卒業し、自分自身でしっかり継続できるような習慣にしてもらえることが目標とのこと。自分自身のカラダのケアは、自分のためでもありますが、最終的には子どものためであり家族のためでもあると大林さん。

 

それを聞いた戸田さんは「いくら寿命がのびたところで、健康と生活の質が伴っていないと楽しくないよね。クオリティオブライフの向上を目指して、健康に長生きしたい!」と意欲を燃やしていました。

 

■ペリネは神殿。こうなりたい!と言うイメージも大事。

現在国立市を中心に三男ときには次男も連れた子連れスタイルで

出張講義や少人数でのグループレッスンを行ってる大林さん。講座では自身のカラダのセルフチェック、育児でお疲れのママがコミュニケーションをとりながらリラックスできるペアストレッチなど実践。妊娠、出産、産後のカラダの変化や尿漏れや臓器脱などのトラブルを予防した正しいケアやエクササイズの方法などを手作りの模型を使って伝えられているということです。

 

幼稚園(子育て中)ママさん交流会のイベントやPTAのイベントなどでも講義して頂けるということですので、ぜひブログをチェックされてみてください。

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理学療法士、ペリネケアアドバイザー 大林松乃さん

http://ameblo.jp/momslabody/

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