WRITER /
西村卓也
CATEGORY /
ラジオ

201310/8

【ブログ-梅田】缶を開けると幸せの味と香り パン・アキモト『パンの缶詰』

ゲストは『株式会社パン・アキモト』から白濱康太郎さん。
栃木県那須塩原市にある『パン アキモト』。
“パンの缶詰”で国内のみならず海外にまでその名前がとどろく会社です。
はたしてどんな背景から生まれたのでしょうか…。
「パンの缶詰は阪神大震災をきっかけに誕生しました。
もともとうちの会社はパン屋なんですよね。
社長が震災直後、食パンを2000本ほど被災地に運んだらしいんですよ。
しかしその半分は傷んでしまって食べられなかった…。
被災された方々から『固くなくて、日持ちがして、やわらかいパンが食べたい』という声があったそうなんですよ」と白濱さん。

冷凍は風味がなくなる…真空はふんわり感をそこなう…。
最初は焼いたパンを缶に詰めたら水分がでてしまってカビが生えたそうです。
そんな難関を乗り越え、
現社長が試行錯誤を重ねて今に至ります。

水分をいかに含ませるかで日持ちが違うそうで、
クリーム系はなんと13か月も保存でき、
ジャム系に至っては驚異の37か月!
長時間保存したものでも空けた瞬間、焼きたての香りが広がります!!
「今日、お持ちしたもので…2年経っていますね」
慶元さんもスタッフも「ええぇぇぇーーー!?」と
目をまんまるにして驚くほどのパンのふんわり感、そしておいしさ。
しかも製造過程で化学調味料、保存料などが使われていないそうです。

しかもこのパンの缶詰の中でも『救缶鳥』は2年経つと回収して、
飢餓地域に送るという取り組みもされています。
「少し早く回収して、そういった地域に送るんです。
パン屋として、おいしいものを食べてほしいですよね。
それがパン屋としてできること。
飢餓で亡くなる人の命をつなぎとめられることができればいいですね」
そんな風に語る白濱さん、
テレビのドキュメンタリーで飢餓地域のことを見て、
当時の自分を取り巻く環境に矛盾を感じ、
縁あってこの『パン・アキモト』へ。
「日本国際飢餓対策機構から教わって、
『パンの缶詰』を食べてみて感動したんですよね。
その日のうちに履歴書を送りました(笑)。
実は小学校のころの夢がパン屋さんだったんですよ。
これも何かの縁かなと思っています」。

実は白濱さん、21,2歳の時に急性膵炎で一週間、絶食だったことが…。
「飢餓地域と比べたらいけないかもしれませんけど、
食べれないという苦しみはあの時しりましたね。
1週間後に口にした重湯と具なしの味噌汁を飲んだ時の味わいには感動しました」

飢餓地域をはじめ、
東日本に『救缶鳥』を10万缶届けた『パン・アキモト』。
困った時に食べることができる安心感をも届けておられます。
「東北に行った時に“パンの缶詰の仕事をしている”と言ったら、
知っていてくださってたんですよ。しかも“もらった”って言ってくださって。
自分たちの商品が自分の知らないところで役に立っていることに感動しました。
缶を開けるとその香り、味で人を心から幸せにしてくれます。
安心と人の思いやりも詰まった『パンの缶詰』をぜひご家庭にも備蓄ください。
 

株式会社パン・アキモトのHPはコチラ

URL
http://www.soraxniwa.com/
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