WRITER /
吉田あきら
CATEGORY /
ラジオ

20165/24

二者択一にご用心。えーとこ取りして音楽をやるのがソラトニワスタイル。

ギタリストにとってチューブアンプは必須アイテムですが、トランジスタ(ソリッドステート)アンプにも素晴らしいアンプはたくさんあります。DTMにとってMIDIでの打ち込みスキルは必須です。実際に楽器を演奏したフレーズとの違いこそあれ、優劣はありません。常にパラダイムシフト・ブレイクスルーの精神を持って、柔軟な姿勢で制作に挑むのがソラトニワスタイルです。

チューブ派?それともソリッドステート派?

MC吉田はギタリストです。愛用のアンプはFENDERのCHAMPです。詳細はこちら>>http://akirayoshida.com/diary/amplifier20150428)真空管がそれぞれ1本ずつの、とても小さくシンプルな構造のアンプです。音は実に素直で、そのギターの良さ&ギタリストの腕を余すところなく表現してくれます。達人が鳴らせば達人の音。ど素人が鳴らせばど素人の音を出してくれます。エフェクターのノリもサイコーに素直。レコーディング時のマイクのシュートも簡単です。多くのギタリストはチューブアンプ(つまり真空管入りのアンプ)が大好きです。圧倒的に音が良く、プレイヤーの気持ちをくすぐってくれるレスポンスがあるからです。が。最近は往年のチューブアンプをモデリングした素晴らしいソリッドステートアンプがたくさん販売されています。チューブアンプではないけどチューブアンプみたいな音が出ます。かつ、軽く壊れにくい。すごく小さな音でも忠実にチューブアンプの鳴りを表現してくれる嘘みたいな夢のようなアンプです。MC吉田は、YAMAHAのTHRやROLANDのBLUES CUBEが欲しいなって思っています。便利だろーなーって思うのです。こーいった、最新のテクノロジーを駆使したアンプを毛嫌いする古いタイプのギタリストも多くいます。MC吉田はその気持ちがとてもよくわかります。やっぱりチューブアンプの音はチューブアンプから鳴らすべきであり、モデリングされた音は結局は偽物である、と。メンテナンスが面倒だとか、壊れやすいとか重いとか。。。そんなの関係ありません。自分の理想の音やスタイルのために妥協しちゃいけないよ!って気持ち、とてもよくわかるのですが、だからといってソリッドステートアンプをバカにしちゃーいけません。素晴らしいです。なのでMC吉田としては、その時の気分や使うギター&エフェクターで使い分けるのがいいんじゃないかと思うのです。お蕎麦ですか?それともうどんですか?って、二者択一しないっしょ?同じ麺類でも、その時の気分で食べたいものが違う。どちらも美味しいし好きです!ってスタイルで良いのです。

楽器演奏派?打ち込み派?マイク派?ライン派?

番組では、MC吉田が毎日愛用している音楽制作ソフト”CUBASE”を使って、様々な実験を行いました。まずは楽器を生演奏したトラックを聞き、同じフレーズをMIDIで打ち込んだトラックを聞きました。どちらにもそれぞれ良し悪しがありました。二者択一で優劣をつけるのは音楽的ではありません。その楽曲の魅力を表現するために、手段を選べばいいのです。次にギターをアンプから鳴らし、その音をマイクで拾ったものと、ライン直で録音した音を比較してみました。そして、それぞれにいくつかのプラグインをあてがって、音作りをしてみました。この時代、もはやアンプをマイクで拾うのかラインの音をプラグインで作り込むのか、という二者択一論は意味がないような気がします。どっちでもいいんです、そんなのは。その時のベストを選べばいい。それだけなんです。ギタリストとしては精神衛生上、やっぱりアンプを鳴らしてマイクで拾いたいもの。でも、ラインで録音した方が、後々様々な音作りがしやすくなります。そもそも優劣はありません。演歌歌手がヒップホップやったっていいし、クラシック音楽の演奏家がボサノヴァやったっていいんです。何事も決め込まない方が音楽は楽しいと思います。それぞれにそれぞれの良さがある。選択肢が増えただけで、優劣の話ではないのです。

身の丈にあった音楽

MC吉田はプリンスが大好きです。なので、亡くなったという事実はなかなかショックなものでした。MC吉田がプリンスを好きな理由は様々ですが、この番組中に気がつきました。それは、プリンスは『身の丈』に合った音楽を奏でていた、ということ。派手な打ち込みだろうが、どジャズな生演奏だろうが、それは彼の身の丈にに合った音楽だったということ。だからMC吉田はプリンスの音楽が好きなのです。ディアンジェロもそうですね。彼のアルバム音源はとても素晴らしく、コーラスワークなんて変態ですが、それをライブで生演奏で具現化できてしまう。つまり、身の丈に合った音楽を作っているということです。身の丈を大きく逸脱してしまっている音楽は結局バレるのです。Photoshopで加工しまくったモデルのアー写素材にがっかりする、みたいなもんです。音楽制作における手段はなんだっていい。えーとこ取りをすればいい。身の丈にあった音楽を作る、ってことを見失わなければいいのでは、と思うのです。MC吉田にとって、音痴をごまかすピッチ修正やリズムのタイミングを調整するような波形編集は愚の骨頂です。それはMC吉田にとっての身の程知らずな手段なのです。

吉田あきら情報

◆毎月第四金曜日はワンマンライブ@新宿SACT!→4月は22日です!
Open19:00/Start20:00/Charge 3,000yen(お食事お飲物付き)
 
◆ブログ
>>>http://akirayoshida.com/diary/
 
◆Twitter
>>>https://twitter.com/yobi_akira


◆ツイキャス
>>>http://ja.twitcasting.tv/yobi_akira
== == ==
『AKIRA THE GINZA ソラトニワスタイル』毎週火曜日 14:00~15:30 On Air
ご視聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza
 
※歌のリクエスト、うけたまわります。
→リクエストはinfo@akirayoshida.comまで☆

 

ソラトニワステーション情報

  • 番組名:AKIRA THE GINZA ソラトニワスタイル
  • 放送時間:毎週火曜日14時00分~15時30分
  • パーソナリティ:吉田あきら
  • 番組紹介文:ミュージシャン吉田あきらがMCをつとめるソラトニワ銀座で放送中の『AKIRA THE GINZA ソラトニワスタイル』(毎週火曜日14:00~15:30)は銀座にまつわる名曲を生演奏カバー、おススメの店情報など盛り沢山!
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