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森田大二朗
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ラジオ

大阪サードウェーブ筆頭格  TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS

関西のサードウェーブといえば必ず名前があがるタカムラ コーヒーロースターさんについに潜入。オシャレなだけじゃないその魅力を探ります。

「自分、不器用ですから」

名優 高倉健さんと言えばこのフレーズですね。実はこれCMのセリフだって知っていました?高倉健さんが自分のことを不器用だと言ったわけではなさそうですが、実際はどうだったのでしょう?

 

毎回、私 森田の個人的偏見全開のこのブログですが、今回は特に危険な説を取り上げてみたいと思います。

それは「スペシャリストになれるのは不器用な人説」です。多くのスペシャリストからクレームが出るかもしれませんが、お付き合いください(笑)。

 

スペシャリストといえば専門家です。何かを専門的に突き詰めている人ですから、器用なイメージがありますよね。

 

器用・不器用も「手先が器用」や「生き方が不器用」などいろいろな見方がありますが、ここでは総合的にとらえさせてもらいます。

 

まず器用な人。この人達は少しの努力で50~70点くらいの技術を身に付けられます。その先は努力すれば技術は上がりますが、点数があがるにつれ、かける時間の割に技術の上昇は低くなります。器用な人達にとっては、同じ時間をかけるなら他のスキルを身につける方が効率がよくなります。

こうして彼らの多くは広い知識と技術を持ったジェネラリストとなり、管理、マネジメント、プロデュースという仕事につきます。

 

不器用な人達はといえば初めはなかなか上手くいきません。なのでコツコツと技術を積み上げていきます。その自己研鑽の中、自分の仕事にさらなる誇りを持ち、途中で投げ出すことなく、いつのまにか95点になっていたと後で気づくのでしょう。

そしてその95点を96点にするために膨大な時間をかけることをいとわないのです。この過程を周りから見ればスペシャリスト以外の何者でもないでしょう。

 

もちろん器用な人が研鑽を続ければ最高のスペシャリストになるでしょうが、器用さ故に掘り下げた分野に他のいろいろな要素を加えていきます。そうなるとスペシャリストではなく、デザイナーやアーティストになります。

 

この理論でいけば、ラテアーティストを目指す人は、まずはラテスペシャリストを目指すべきなのかもしれません。

ラテとは何なのかを突き詰め、その先に革新性を取り入れてアーティストになるのです。

 

気をつけないといけないのは器用なジェネラリストです。だいたい飽き性です。器用貧乏という言葉はまさにこれ!
最終的には何者かよくわからない「カフェ野郎」などになってしまうのです。

 

「コーヒーと『絆』と私」藤山 博康さん

これは個人的な主観ですが、関西でバリスタとしてアルバイトしたい、またはバリスタとしてより学びたいという方は、なぜかタカムラ ワイン&コーヒーロースター(以下、タカムラ)を目指すように感じます。

タカムラは確かに学べる仕事の種類が多いです。焙煎、ドリップ、エスプレッソ、接客、さらにはワインや食品小売りまで。そう考えると普通のコーヒーショップよりも学べるコンテンツの数は圧倒的に多いですね。

しかしそういった学びが働くモチベーションになるのは、成長の初期段階か初級段階までです。タカムラが働きたい店として認知されているのは、その先にポイントがあると感じました。

 

そのポイントとは、チームリーダーが「蓋になる」か「トップランナーになるか」です。

 

蓋になるチームリーダーは部下を自分の分身に育てたがります。自分の考える最高の手順と基準に部下の行動とマインドを全て当てはめようとするのです。

この場合、スピード感をもって一定スキルの「人員」を揃えることはしやすくなります。部下はリーダーを基準にすることしか考えないので、リーダーの能力がすべての最大値、蓋になるのです。チームとしてのさらなる成長はほぼありません。

 

トップランナーになるリーダーはとどまりません。自分がどこにたどり着きたいかを語り、部下と共に走ります。マインドをトップダウンすることなく自らの行動で見せ続けます。ゴールは共有しますが過程は部下に任せるので失敗もしますが、経験ある「人材」が育ちます。(コミュニケーション、コーチングスキルが一定以上あることが前提です)

藤山さんは多くを語るタイプではなさそうですが、話を聞いていて後者のように感じました。

 

スタッフが出来ることをしっかりと見守り、認め、相応しい「表現の場」を提供する。タカムラだとスタッフの考案したブレンドコーヒーが販売されていたり、大会に向けて努力していることをしっかりと支援されていたりします。

 

また「成長」が停滞しないようにすることも重要です。藤山さんはチームリーダーとして、ストイックに味の自己研鑽を続けていることをスタッフに見せ続けているのでしょう。

これらがうまく機能しているブランドは、人材不足の昨今でも比較的人を集めやすいようですね。

 

タカムラはこれからもきっと素晴らしいバリスタを育て、輩出していくことでしょう。人材がいるからこそ多面的なビジネスが展開できるのです。

 

私も1ヶ月くらい藤山さんの下で働かせてもらおうかな(笑)

藤山さん、ありがとうございました。

 

TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS 

営業時間:AM11:00~PM7:30 / COFFEE PM7:00(L.O)

住所:大阪市西区江戸堀2丁目2-18

電話番号:06-6443-3519

TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS HP

TAKAMURA COFFEE ROASTERS フェイスブック

TAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERS ツイッター

Coffee x Table 2ndシーズン

さて、次回は「Unir 新本店」から生放送!

長岡京駅にありました本店をリロケート、駅からは少し離れましたが超パワーアップしたUnirさんに立ち入ります。

 

ゲストは同社、社長の山本尚さんです。

 

2月19日、17:00~17:45

ぜひ遊びに来てください。

ランチもあるそうですよ。

 

ソラトニワステーション情報

  • 番組名:coffee x table 〜コーヒーと◯◯とわたし〜
  • 放送時間:毎週月曜日23時00分~23時45分
  • パーソナリティ:大野善生・森田大二朗
  • 番組紹介文:ソラトニワ梅田・毎月第2月曜日 23:00~23:45放送中(再放送毎月第4週) コーヒーテーブル!バリスタや店長、カフェオーナーなどカフェに携わっている人にスポットを当てて、その魅力やこだわりをたっぷりお届けしていきます!
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