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森田大二朗
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ラジオ

「ELMERS GREEN~ 『カフェ野郎の覚醒』それはこの店から始まった」

史上最高のキャロットケーキ!シンプルでも過不足のない店舗デザイン。キャロットケーキ!店舗別のコンセプト。そしてもちろんコーヒー。キャロットケーキ!

「男の2択講座」

世の中なんでも中心というものがあります。形が有るものも無いものも。

特に形が無いものを考える時には、この中心を捕らえることってかなり大切なスキルだと思うんです。

 

私も仕事で「A案とB案、どちらがいいと思いますか?」や「するべきか、しない方がいいか?」などの2択で相談をうけることが多々あります。

そんな時にまず考えるのは「目的、企業ミッションという中心に一歩でも向かっているか?」です。

 

よくある例で説明します。

女性のある質問に対する男性の回答例です。

 

「わたし太っちゃた?」

 

この質問の中心を男性は間違えます。よく間違えます。

「観測対象(私)の見た目に膨張が見られるか、否か?」という2択の質問と誤認してしまうのです。

 

回答1「確かに少し太ったね」

よくありません。女性はテンションが下がりますので、そのあとのフォローという追加業務が発生します。

最悪の場合、重大なクレームに発展するでしょう。ここでは「そっちが聞いてきたくせに」なんて意見は通りません。

残念ですが、質問の中心を見抜けなかった自分を反省してください。

 

回答2「そんなことないよ」

こちらは上記のようなクレームになることはないですが、最適な答えとは言えません。「ホント?よかった!」で終わることがあれば今日はラッキーだったと感謝しましょう。

 

女性が現実的な方だった場合は、展開が少し難しくなります。実際に体重が増えていることを体重計の数値がすでに彼女に伝えています。

「そんなんいらんし」「ほんまのこと言って」など、何故かあなたが責められる状況になります。理不尽さを感じずにはいられないでしょうが、ここも自己反省するしかありません。

 

実際、この件に関しては私もよく間違えますので偉そうなことは言えませんが、この質問の中心は「事実に関するあなたの見解を聞きたい」よりも「モチベーションコントロールを手伝ってください」に近いのではないでしょうか。

 

つまり「太ってもまだかわいい?」もしくは「太っても許せる?」という質問なのです。

 

ですのでここでの模範解答例としては「今くらいが一番かわいいよ!」をオススメさせていただきます。

 

こういった女性の質問は冷静に判断すれば対応はできるのですが、多くは気を抜いている時に突然とんできます。男性の皆さんは「中心を捕らえる」というスキルを自然に出来るようになるまで鍛え上げなくてはいけません。

 

本日のポイントを再度申し上げます。

「2択に見える質問は、本当にその2択でよいのかを自問自答してみること」

(ちなみに男性からの同様な質問は純粋にyes、noだけが聞きたい、ということが多いです)

 

では応用問題です。次の女性からの質問に答えてみましょう。

 

「仕事とわたし、どっちが大事?」

 

 

「コーヒーと『人』と私」冨岡 公博 さん

ELMERS GREENはそれまでシアトル系に傾倒していた私のカフェ感を広げてくれたお店です。チェーン展開は同じ形態、商品、色調で行うものという固定観念を崩してくれました。何よりカッコいい!

 

北浜店の柱とショーケースは、私が家を建てることがあればキッチンに再現することでしょう(笑)

 

冨岡さんは現在4店舗ある ELMERS GREENのディレクターをされています。

ディレクターを日本語に直訳すれば指示者、指揮者、命令者となります。会社やチームが向かうべき方向、方針を明確にして伝達、実現させる仕事です。

この方向、方針が細部まで決まっていればディレクターはトップダウンで仕事をするでしょう。

 

では細部調整の裁量が与えられていれば? やはりそれでもトップダウンでしてしまう場合が多いのではないでしょうか。自分で考えて行動にうつせば早くて簡単です。その誘惑にはなかなか逆らえないものです。

 

「僕は提案屋さんなんです」

冨岡さんのディレクションは店舗のスタッフがオーナーシップを持ち、楽しく働けることを中心においています。そのためには何がしたいかを聴き、その上で多くの提案を出して選ばせる。時間はトップダウンに比べると凄くかかりますが、得られるものも多いのです。

 

トップダウンだとスピードと確実性を得られますが、オーナーシップとモチベーションが犠牲になる可能性がでます。

富岡さんのスタイルだとスピード、又は冨岡さん自身の時間が犠牲にはなりますが、スタッフが考え方、組み立て方、オーナーシップ、達成への責任といったものを得ることが出来る可能性があがるのです。

 

これはどちらが良いかの2択ではなく、リーダーが自分の考える方針を中心におくとき、将来のスタッフの育成を中心におくときで取るべきスタイルが変わるのです。

初期の立ち上げでは前者を、徐々に後者を中心に とスタイルを切り替えることが出来れば、素早く強く、ブランドとチームを作ることが出来ます。

 

ただし、この冨岡さんの提案スタイルを効果的なものにすることは簡単なことではありません。

間違っていることが経験上わかっていても聞いてあげる忍耐力、時にはそれを実行させて失敗させ学ばせ、その失敗の責任を引き受ける覚悟や計画も必要です。

そういった遠回りに思える行動にリーダーとしての成長機会は多くあるのです。

今回の収録の中では幾度となく、冨岡さんのブランドディレクターとして、また現場でリーダーを育成できるコーチとしての優秀さを感じました。

 

ぜひそういったところを探してポッドキャストを聴いてみてください。

 

ELMERS GREENに行くのがまた楽しみになりました。

冨岡さん、ありがとうございました。

エルマーズグリーン

 

店舗情報

[CAFE]

月~土:10:00 - 20:00

日祝:10:00 - 18:00

TEL:06-6223-5560

Mail:info@elmersgreen.com

住所:大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 北浜プラザ1F

 

[COFFEE&BAKES]

月木金:11:00 - 18:00

土日:9:00 - 18:00

火水:休み

TEL:072-369-4163

Mail:candb@elmersgreen.com

住所:大阪府堺市中区東山765-1

 

[COFFEE COUNTER]

月~日:11:00 - 19:00

TEL:06-6210-1602

住所:大阪府大阪市中央区今橋3-2-2 グランサンクタス淀屋橋 1F

 

[IN THE PARK]

月~日:11:00 - 21:00

TEL:06-6567-9281

Mail:inthepark@elmersgreen.com

住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス3階 エルマーズグリーンカフェインザパーク

 

ELMERS GREEN ホームページ

 

ソラトニワステーション情報

  • 番組名:coffee x table 〜コーヒーと◯◯とわたし〜
  • 放送時間:毎週月曜日23時00分~23時45分
  • パーソナリティ:大野善生・森田大二朗
  • 番組紹介文:ソラトニワ梅田・毎月第2月曜日 23:00~23:45放送中(再放送毎月第4週) コーヒーテーブル!バリスタや店長、カフェオーナーなどカフェに携わっている人にスポットを当てて、その魅力やこだわりをたっぷりお届けしていきます!
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