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音楽

20167/15

祝メジャーデビュー、「LILI LIMIT」が7月度G-NEXTアーティストに決定

どれだけ売れても電車を使う、それを目標にしています(牧野)

 

LILI LIMIT(牧野純平/土器大洋)インタビュー

 

印象的なリズムの上を独自な世界観の歌詞を浮遊させていく…LILI LIMITのメジャー第一弾となる「LIVING ROOM EP」はタイトルチューンをはじめ、意欲的かつ挑戦的な要素が詰まった力作だ。そのサウンドの鍵を握る牧野と土器にバンド結成のいきさつから、新作にあたっての変化について語ってもらった。

 

これは僕と組めば最強だなって(土器)

  --結成のいきさつは?

 

牧野:2012年に山口県で結成しました。当時から残っているメンバーは黒瀬(莉世:b)だけなんですけど、一緒にやっていた先輩のギターとボーカルが抜けてしまったんです。それをきっかけに仲の良かった土器とバンドをやりたいと強く思っていて、彼が集めてくれたメンバーと1年間、福岡で音楽活動をした後に、上京して事務所やレコード会社が決まったという感じです。

 

土器:僕はもともと福岡出身で、地元で今のドラム(丸谷誠治)とずっとバンドをやっていました。牧野とはライブで一緒に競演したことがあって知っていたんです。ちょうど僕のバンドの方も半休止状態になっていたので、お互い一緒に演りたいって気持ちが強くて。

 

牧野:同じ歳だしね。

 

  --お互いのどういった部分に魅かれたんでしょう?

 

牧野:僕にないところを(土器)は持っているんです。彼は昔からエフェクターが好きで、僕も好きなんですけど、僕は小さな子どもが感覚的に使うような感じなんですが、彼はちゃんと使い方をわかってサウンドメイクしている点が僕にとっては魅力的でした。それに彼がパソコンで曲を作るのも知っていたし、ぜひ一緒に演ってみたいと。

 

土器:彼も僕にない部分をたくさん持っていて。それは強力な声だったり、ステージ映えだったり。彼の書く曲も当時から好きで、これは僕と組めば最強だなって。ふたりが合わされば凄いものができるんじゃないかって期待があったんです。

 

  --LILI LIMITというバンド名の由来は?

 

牧野:僕が岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」という映画が好きで「リリ」というワードを使いたかったんです。

 

  --好きな映画からバンド名を持ってきたとのことですが、例えば曲作りの面でも、好きな映画から影響されるようなことはありますか?

 

牧野:少し前まではありましたね。それこそ映画からとか、普段眺めている景色だったりからというのはありました。今回の「LIVING ROOM EP」から、歌詞に関してはこれまで通りですが、曲は土器がメインで作るようになって少し変わってきたと思います。

 

  --「LIVING ROOM EP」からは意図的に曲の雰囲気なども変化させようとしています?

 

土器:変わろうともしていますし、「LIVING ROOM EP」に関しては、今のこの5人で演り始めた頃のサウンドにある意味近いところもあるんです。当時はやろうと思ってもやり切れなかった、原点的な面を、今の僕らがどう進化させて表現できるかがテーマなんです。

 

  --そういったおふたりの音楽的な原点はどこにあるのでしょう?

 

土器:僕は原点はMr.Childrenです。曲作りとかサウンドとか、考え方も好きで。よりLILI LIMITに繋がるという意味では、高校時代によく聴いていたMewやBloc Partyですね。あとフジファブリックの影響も出ていると思います。

 

牧野:僕は日本語ロックと呼ばれているバンドですね。ASIAN KUNG-FU GENERATIONとフジファブリックを初めて聴いたのが小学校6年生のときで、その2組は今聴いても新しさを感じますし、歌詞に関しては今でも影響を受けていますね。

 

「踊れる音楽を作る」それが僕らが表現すべきこと(土器)

  --シングルのタイトルチューン「Living Room」ですが、サビのリズムがとても印象に残るアレンジですね。

 

土器:「Living Room」はもともと、そのリズムから作った曲なんです。ダンスミュージック的というか、「踊れる音楽を作る」それが僕らが表現すべきことだと思っていて。でも安易に四つ打ちでいいのかって疑問があったんです。そこで人が解りやすくノレる頭打ちを前面に出して、「タン、タン、タタタン」とくり返されるフレーズをサビにしようと思ったんです。そこから16分のガリガリした感じからいっきにサビで脱出したような気持ちよさを求めて作っていったんです。

 

曲に合う場所を想像できるような歌詞を書いていくんです(牧野)

  --ちなみに曲はどんな形で作られていくんでしょう?

 

土器:その時々で違うんですけど、今回は僕がもともとのアイデアを作って展開なども組んでメンバーに渡したんですけど、例えば、前作の「#apieceofcake」では牧野が打ち込みで1番まで作ったものを僕がもらって、さらに広げて、それを戻して…という。それより以前はもっとシンプルで牧野がスマホに吹き込んだギターと歌だけのものを広げていく感じでした。

 

  --歌詞に関してはどうですか?

 

牧野:今回に関してはオケが既にある状態で、そのオケに合う場所を探していったら「Living Room」に辿り着いたという感じです。そこから残りの3曲を進めていきました。それぞれの曲に合う場所を想像できるような歌詞を書いていくんです。それまでは自分の感情を頼りに殴り書きするみたいな歌詞ばかりだったんですけど。「LIVING ROOM EP」では物語というか、設定を作って、その中に僕が感じていること乗せていくスタイルになりましたね。

 

  --それでは最後に「LIVING ROOM EP」でメジャーデビューされるわけですが、意気込みを。

 

土器:アーティスト写真やミュージックビデオの印象から、少しお硬いバンドだと思う人もいるかと思うんですが、実は僕らはもっとお客さんに近い存在だし、意外とシンプルだぜってことを伝えたいですね。

 

牧野:僕はどんなときでも電車を使いたいと思います。そうでないと(聴く人に)近くなれないと。お客さんに近い状態じゃないと詞は書けないし、書いたとしても届かないと思う。どれだけ売れても電車を使う、それを目標にしています。

 

--ありがとうございました。

 

■リリース情報

LILI LIMIT Debut EP 『LIVING ROOM EP』

2016.7.13 OUT

1. Living Room

2. Kitchen

3. Unit Bath

4. Bed Room

 

【初回生産限定盤】 KSCL2739-2740 ¥1,759(税込¥1,900)

「LILI LIMIT×伊丹豪 コラボレーションフォトブック」(100ページ)封入

【通常盤】 KSCL2741 \1,204(税込¥1,300)

 

≪伊丹豪プロフィール≫

伊丹豪 写真家

1976年 徳島県出身。写真集に 'study' 'this year's model' など。

 

■ライブ情報

【-LIVING ROOM EP Release Tour-】

LILI LIMIT presents PUNCTUM

7/12(火) 東京 青山CAY (w/Charisma.com) 

7/15(金) 大阪 Shangrila (w/雨のパレード) 

7/18(月・祝) 名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL (w/パノラマパナマタウン、DATS) 

 

【「LIVING ROOM EP」リリース記念 インストイベント】

【LILI LIMIT「LIVING ROOM EP」リリース記念 インストアイベント】

7月16日(土) 13:00~ @大阪府:タワーレコード 梅田NU茶屋町店 ※アコースティックライブ&サイン会

7月23日(土) 18:00~ @愛知県:名古屋パルコ エントランス ※アコースティックライブ&サイン会

7月31日(日) 15:00~ @東京都:タワーレコード 新宿店 ※アコースティックライブ&サイン会

 

■関連リンク

オフィシャルサイト

<http://lililimit.com/>

G-NEXT 特集ページ<http://special.gyao.yahoo.co.jp/music/g-next/>​​​

 

 

 

 

 

 

 

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